スキンケア

  • HOME »
  • スキンケア

肌のトラブルにおいて毎日のケアはとても重要です。間違った方法でスキンケアをしていると、かえって悪化したり 状態が改善されません。当院では個々の肌に合った正しいスキンケア方法を指導しております。

Q1.肌のトラブルに悩んでいます。年齢に合ったスキンケアの方法や化粧品の選び方を教えてください。

少し驚かれるかもしれまえんが、肌にとって最も適したスキンケアとは、洗顔で肌を清潔にする。この1点だけです。また化粧品については、何も使わなくてよいのです。
というのも、肌に一番いい化粧品とは、皮膚自体から分泌される皮脂と水分だからです。

角質層は皮脂膜という薄い膜で覆われています。この皮脂膜は角質層の毛穴から分泌された水分(汗)と皮脂で作られ、肌のうるおいを保つ働きをしています。
また、ホコリやバイ菌などが肌に侵入しないようにバリヤーの働きもしています。

したがって、いくら化粧品を塗ってもこのバリヤーがあるために、化粧品のほとんどは肌に吸収されません。肌自身から分泌された水分と皮膚が、最もすぐれた“化粧品”であることを、肌は教えてくれているのです。

スキンケアで洗顔が大切なのは、毛穴につまった汚れをとって、水分と皮脂がほどよく分泌されやすくし、肌の排泄機能を高めるためです。
水分や皮脂が不足すれば、それだけ肌は乾燥しカサつきます。また皮脂の分泌が多いと、ニキビの原因にもなります。洗顔で必要な水分と皮脂を保ち、余分な皮脂を洗い流し、肌の新陳代謝を高める。これがスキンケアのたったひとつのポイントです。

急に肌のトラブルに悩むといった人は珍しくありません。その方たちのほとんどのトラブルは“肌のいじりすぎ”が原因です。クリームや乳液を肌に塗り続けると、毛穴を防いでしまい、肌の排泄機能が妨げられてしまいます。肌に備わった力を十分に生かすためにも、洗顔だけを心掛けてほしいものです。

冬場などでどうしても肌が乾燥する場合は、目や口もとなどカサつきの出やすい部位を中心に保湿するとよいでしょう。

Q2.からだの中から肌を美しくしたいと思います。食事などで気をつける事はありますか?

皮膚に栄養を届けるのは血液です。肌を生き生きと健やかに保つには、全身の血液の流れをスムーズにし、栄養が十分に肌に行き渡るようにすることが大切です。
ことに動物性たんぱく質は、細胞の栄養源としてはとしてなくてはならないものですから、日本人に不足しがちな肉、魚などを積極的にことをおすすめします。ただし調理に油を多く含んでいる物は、吹き出物の原因となることがあるので控えめにしましょう。

PAGETOP
Copyright © 川崎皮膚科医院 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.